花々と星々と

【著者】犬養道子

【発行】中央公論社

【発行年】昭和52年4版・増補版

【本の状態】
ビニールカバー、帯付、。経年に伴いヤケ、スレ、カバー天地のヨレ・一部ページに紙魚汚れなどございますが、中身に落丁などはなく状態は良好です。
※商品状態につきまして気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

【その他】ハードカバー、絶版
「女の子は、ただもう光り輝く
真空の中にいたのであって、
彼女がその光り輝く真空を出たときに、
彼女は幼女から少女へと
変る筈であった。」

五・一五事件で暗殺された総理大臣、
犬養毅氏を祖父に持つ犬養道子さんが
幼少時を振り返って綴った自伝作品です。

軽井沢の森、黒光りする西洋家具、
お神楽の聞こえてくるだだっぴろい座敷・・・
芥川龍之介や岸田劉生などが自宅を訪れる
名家に育った優雅な幼少時代から、
次第に狂いを帯びていく台風の煽りが
犬養家を襲ったあの日まで――。

とりわけ色調ゆたかな花であり、
ひときわ輝く星であったという
父や母、祖父や祖母と過ごした
犬養道子さん人生最初の日々の記憶。

型番 saitama
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